つまらねえ俺の人生


深夜勤務のバイトの帰り

見上げた空に浮かぶ名月。

いつの日か輝く事も無い、

つまらねえ俺の人生・・・。

閑散とした大通りのド真ん中、

俺は大手を振って歩いたぜ。

遠慮がちに歌など口ずさみ、

真夜中の行進だ。

真っ暗なアパートに帰りやぁ、

冷飯にサケ茶漬けふりかけ、

お湯をぶっかけ食らうのさ。

侘しい侘しい味がするぜ。

疲労困憊な身体を横たえる頃にゃ、

夜も白々明けてくる。

せっかく登った太陽も俺の物じゃない。

いつの日か輝く事も無い、

つまらねえ俺の人生・・・。



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