悲しいくらいお天気
こんな時でも、日常生活はやってくる。
「おはようございまーす!」
飯を食っていくための作り笑顔。
2002年9月は、生涯最高の幸せな一月だった。
将来を夢見て、希望を持って、胸がときめいていた。
LOVE LOVE LOVEだった。
膨らんだ胸がしぼんだとき、えぐり取られたような
寂しさが残った。
独りぼっち・・・。
空は、抜けるような青空だった。
「今日は、いい天気だねー!お仕事、頑張ってね!」
心の中からメールを送った。
こんな気持ちの時の青空。
車の中で堪らない気持ちになった。
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