第15回  風と話すピース




『ボクは、あまりにも退屈なので足の裏の臭いを
嗅いでるんだニャー。』





















『こんなことしてても余計に空しくなるんだニャー。
ガクッ。』





















『ボクの携帯電話には誰からも
お誘い電話がかからないんだニャー。

持ってないから当たり前だけどニャー。』


















『ハッ!!
誰かがボクを呼んでるんだニャー!
ダッシュだニャー!』



















『誰もいないんだニャー。
そこには、ただ風が吹いてるだけなんだニャー。』


























『もどるんだニャー。』

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